憂鬱な気分から抜けられる簡単な試み

宇宙とわたし

なにか大事件があったわけでもなく、日常を淡々と過ごしている。
もしくは多少の憂鬱なできごとがありつつもそれなりに日々を過ごせている。

なのになんか面白くない。
憂鬱な気分がぬけない。
人生がつまらない。
自分はなにをやっているんだろう。
もはや、生きている意味がわからない。

と感じてしまう時期ってありますよね。それまで楽しかった何をやっても気分が浮上しない、、大好きだった何を食べてもたいして美味しくも感じない、、ようは何をしても、つまらない、ひたすら気分が沈むというそんな時期です。
この記事では憂鬱な気分からぬけられない、面白くない人生だな、と感じている人が試してみる価値のある簡単な一つの方法を書いていきます。

結論を先にいってしまうと、そのひとつの方法とは、
「自分自身へのハードルをめちゃくちゃ下げる。とにかく、生きているだけでOK!」とすることです。

憂鬱だな、面白くないな、と感じる大きな理由として、自分自身への自分からのダメ出しがあるから、なんです。

よーく読んでくださいね。

誰かからのダメ出しではありません。
自分自身からのダメ出しなんです。

ちょっと想像してみてください。
例えば、家族が24時間あなたのそばにいて、ひたすらやることにダメ出しをし続ける、、、。

あなた:インスタントの焼きそばだけど、おいしかったな!満足!
家族:身体のことを考えたら、インスタントは良くないよね。食事はちゃんとしなきゃダメじゃない。

あなた:今日はよく寝たな。疲れもとれたような気がするな。
家族:そんなに寝ている時間があったら、他になにか有意義なことができるんじゃないの?

あなた:コレが欲しかったんだよね。嬉しいな、買えた!
家族:お金の使い方!!!本当に本当にそれ、必要なの???

とまぁこんな風にそばで行動のすべてにダメ出しをされたら、うんざりしますよね。もし友人だったら、即刻こんな人とは離れると思いますし、そもそも近づきもしませんよね。

でも、自分自身からだったら、、、これをされていることに気づかずに過ごしてしまいがちなんです。

◆自分自身へのダメ出しの根底にあるものは、、、

では、なぜわざわざ無意識にダメ出しを、自分自身に対してやってしまうのか。
完璧主義や、こうありたい、という自分への期待などがその根底にあります。
これが強くあると、こうでなくてはならない、というのが強くでてきます。
それがダメ出しにつながるんですね。

職場でもいませんか?
やたらと、他人にああだ、こうだと自分ルールを押し付けてくるような人。
もはや、それが自分だけのルールだということすら、気づいていないような人。
他人であれば、私のことは放っておいて!あなたのわけのわからないルールはいりません!と言えることもあると思いますが。

自分だとそうはいきません。
気づかずに、そうだよな、、、になりがちなんです。
そもそも正しい、間違っているでいうならば、正論だったりするので容易に納得してしまったりします。

常にそんな風に自分を否定されるようなダメ出しを素直に聞いていたら、、、
それは憂鬱にもなりますし、面白くも楽しくもないですよね。

ここはもう、ハードルを思い切り下げて「今、生きているだけで上出来!」にしてしまいましょう。
自分自身に対して厳しくなりすぎないようにすることで、かなり気が楽になるのを感じることができます。
憂鬱な気分の原因が無意識での自己否定からくるものであれば、これだけで少しづつ抜けていくことができます。
心あたりがある場合は、ぜひ試してみてください。